約 2,162,025 件
https://w.atwiki.jp/unkmirror/pages/27.html
うんこちゃん(本名 加藤純一)}とは、ニコニコ動画でゲーム実況プレイ動画を投稿し一世を風靡したゲーム実況者であり、 現在は主にYouTubeLive、Twitchで生放送をしている配信者である。 ニコニコ大百科…大百科も情報満載なのでこちらもどうぞ。 人物 名前:うんこちゃん 本名:加藤純一 性別:男性 出身:千葉県南房総市(旧千倉町) 生年月日:1985年8月17日(36歳 ) 身長体重:176cm 65kg(体重は増加している可能性あり) 所属事務所:株式会社 MURASH 持病(心臓病):Wenkbach型第2度房室ブロック・発作性上室性頻拍・Mobitz II型房室ブロック 持病(精神疾患):性依存症・過敏性症候群ガス型・境界性パーソナリティ症候群・テクノ依存症・ニコチン依存症・ミュンヒハウゼン症候群 好きな球団:巨人、横浜 名前の由来:まだ動画投稿者名が視聴者に非表示の頃に適当につけた名前であった。後に名前が公開されるようになり、そのまま定着した。 好きなもの:オクレイマン・金・女・もこうなど 配信内容 雑談、ゲーム、視聴者参加型の企画など。 大きな声が特徴。昔の家では大家さんによく怒られていたため、夜の時間帯は外部配信サイトでまったり配信することが多かった。後に楽器OKのマンションに引っ越し、大家の危機からは脱した。さらに現在は防音室内で配信を始め、周りに気を使う必要が無くなった。 始まりのあいさつは「やあ」、終わりのあいさつは「ひん」。うんこちゃんが2010年頃に多用していたため視聴者に定着しているが、もう本人は使っていない。 息をするように嘘をつくことに定評がある。あまりに嘘をつくので、本当のことを言っても信じてもらえなくなってしまっている。元々は身バレを防ぐ為が一番の理由であったが、名前や素顔を公開して以降、個人情報に関してはガバガバになった。
https://w.atwiki.jp/kt108stars/pages/5457.html
34 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2009/12/22(火) 10 00 58 ID ??? 以前、イイ~ッ!\(`皿´)/となるBの報告をした者だが。 今回もBのプチ報告をさせて下さい。 よく自分のキャラの設定を原稿用紙何十枚分もドサッとGMに渡して 「全部読んでボクの考えた設定拾ってね!><」 っていう困がいるけど、それと似たような話。 この前いつものメンバーで集まり俺がGMでアルシャードガイアをやったんだ。 で、Bが某萌えなクトゥルフリプレイ読んだらしく、キャラクター紹介の時に 「俺のキャラは『ルルイエちゃん』。クトゥルフ神話を元ネタにしてるから!拾ってくれ!」 と言いやがった。 これはクトゥルフ神話の知識ゼロの俺からしたら、キャラクター設定の書かれた用紙を数百枚渡されたのと同じだよね。 それからシナリオ中もずっと「俺は~って神を倒して自分が神になりたいのだ!」とか 「ルルイエだから俺の住居はジメジメしていて他PCがずっといると顔からエラが生えて来るのだ!」とか 俺達からしたら意味不明のネタを披露しながら一人で大はしゃぎ。 しかもどや顔で俺の顔を見ながら 『ほら!笑え!拾え!リアクションをしろ!俺のクトゥルフ面白で爆笑しろ!』 ってオ~ラを発して来るし…。ちなみに俺はBの冗談で笑った事は一度も無い。 前にBがシ〇ャナをパクッたキャラを出して来た時も困ったけど、何かのパクりキャラって 元ネタしらない人からしたら設定資料を数百枚、あるいは数千枚渡されるようなものだよね。 元ネタあるキャラを使うのはいいからあんまり拾えオ~ラを出さないで欲しい。 勝手にはしゃいで自己満足してくれるならいいけどね。 あとBよ… ま た パ ク り か 38 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2009/12/22(火) 10 17 19 ID ??? 34 多分それはクトゥルー知ってる人には余計にイヤだろw 39 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2009/12/22(火) 10 22 35 ID ??? まだPLが自キャラの設定を大量に渡してくるなら、GMがスルーするなり、 暇な時にちょっと目を通して使えそうな部分だけ拾って、とりあえず拾ったという ポーズを取って済ます事も可能だが、俺設定(しかもやたら大量)の披露が 第一目的になってて、無駄な設定多数含む、設定の山をシナリオを通して覚える 事を強要されるPLの事を考えないGMが相手の場合は色々困るよなあ。 PLがそんなに大量にうどうでもいいネタを出されても困るから、いちいち覚えてられんと反応しても 「これはこういう設定で、シナリオのキモで、どうでもよくないだろうが」 と、PLとGMの間で無限ループになったりするし。 と、いうかシナリオのための設定ではなく、設定のためのシナリオになってるのはどうよ。 72 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2009/12/22(火) 22 36 28 ID ??? 34 どうでもいいけど、ルルイエって、地名…… 73 名前:ダガー+呼ばれなくても参上Rマン[] 投稿日:2009/12/22(火) 22 39 24 ID uI3Z+xml 72 村おこしキャラみたいなモンかしら。 おこってるのは村じゃなくて他の面子だけど。(どや顔 74 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2009/12/22(火) 22 44 09 ID ??? 72 ルルイエ出身だからルルイエちゃんってネタかも あるいは六本木ヒルズちゃんとかダンボールハウスちゃんとかの類 75 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2009/12/22(火) 22 47 06 ID ??? 73 シャクだけど、ちょっとうまいと思った。 79 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2009/12/22(火) 22 55 21 ID ??? むしろパタパタ死ぬゲームやる時こそモロパクリのキャラやるなあ 真面目にキャラ作っても無駄だし 80 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2009/12/22(火) 22 56 32 ID ??? 一般論としては兎も角 「ルルイエちゃん」とかの場合スプラッタに死んだりすると 逆に興に乗っちゃう可能性がありそうなw で、つぎにダニッチちゃんとか出てくる 81 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2009/12/22(火) 23 04 21 ID ??? 79 おれはパクリキャラが死ぬとムギャオする奴を何人か見た気がする。 83 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2009/12/22(火) 23 11 56 ID ??? 34 知らない人間は拾いようがないから、設定資料を数百枚渡された、じゃなくて 白紙の束を渡されて「読んで感想聞かせろ」と言われたようなもんじゃないか? 84 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2009/12/22(火) 23 18 12 ID ??? ルルイエちゃんはそういう意味での 「パクリキャラ」とはちょっと違うからなぁ 85 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2009/12/22(火) 23 24 36 ID ??? 83 むしろ「この設定は数百枚分の量があります」と書かれたのを渡されて 「読んで感想聞かせろ」と言われたようなもんじゃね? 94 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2009/12/23(水) 00 18 12 ID ??? 79 何故かガンツ思い出した。 加藤勝や風大佐衛門とかアンジェリーナジョリーのパロディキャラがポコポコ死んで行く スレ249
https://w.atwiki.jp/1548908-card/pages/2186.html
占(うら)い魔女(まじょ)チーちゃん:? 通常モンスター(TF4オリジナル) 星6/地属性/魔法使い族/攻 0/守 0 このカードをドローした今日のあなたの運勢はスーパーピンチ! ラッキーナンバーは6。 ラッキーカラーは黒。 ラッキーアイテムは革靴。 ライバルに差をつけられちゃうかも!がんばれ! 解説:TF4オリジナルカード 占い魔女シリーズのモンスターの一人。レベル6の地属性。 開運ミラクルストーンがないと役には立たない。 他の占い魔女の違いは、レベルと属性と名前ぐらいで効果は全く同じ。 よって占い魔女を入れるならば、リリースやロックカードの関係上 基本的には、レベルの低い占い魔女から入れた方が良い。 もっともシンクロ召喚を取り入れたい場合はこの限りではないが。 このカードは、モンスター1体のリリースが必要な上にレベル制限B地区などのロックカードの対象にひっかかる。 占い魔女デッキでも入れるのは控えた方がいいだろう。 攻撃力が低いのでカオスエンドマスターでサーチ可能。 しかしレベルが微妙に噛み合わず占い魔女 アンちゃんよりシンクロ召喚は狙いにくい。 地属性なので一応レベル3チューナーとの組み合わせでXX-セイバー ガトムズを出せる。 関連カード 占い魔女 フォーチュンレディ フォーチュンレディ・アーシー 占い魔女 ヒカリちゃん 占い魔女 エンちゃん 占い魔女 フウちゃん 占い魔女 スィーちゃん 占い魔女 アンちゃん フォーチュンレディ・ライティー フォーチュンレディ・ファイリー フォーチュンレディ・ウインディー フォーチュンレディ・ウォーテリー フォーチュンレディ・ダルキー ゲーム別収録パック No.無し 解説:TF6オリジナルカード 関連カード ゲーム別収録パック No.無し DS2011パック:パック:-(P)11:無し? PSPTF6パック:パック:-(P)TF6 WiiDT1パック:パック:-(P)DT1:無し? XBOXLiveパック:パック:-(P)XBL1:無し? DS2010パック:パック:無し PSPTF5パック:パック:-(P)TF5 DS2009パック:パック:無し PSPTF4パック:パック:-(P)TF4 TF4オリジナル DS2008パック:パック:無し PSPTF3パック:パック:無し DS2007パック:パック:無し DS SSパック:パック:無し DS NTパック:パック:無し PSPTF2パック:パック:無し PSPTF1パック:パック:無し PS2TFEパック:パック:無し YOパック:パック:無し OCGパック:パック:無し ご購入はこちら クリック! 遊戯王&トレカ販売 カード&ホビー「KeyGrip」
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip2/pages/4364.html
やつがいる。 俺の第六感が唐突に耳元でささやいた。せまっ苦しい部室の中を見渡す。やつの姿は見えない。 「まあ、いるわけないよな」 口に出して否定する。そうだ、第六感なんて正体不明なものなど当てにできないし、季節的に考えてまずありえない。うむ、今のは気のせいだ。 頭の中で自己解決した俺は、自分でいれた美味くも不味くもないみょうちくりんな味のするお茶をすすった。お茶ってのはいれる人が変わるだけで、こんなにも味の変わる飲み物だったのか。改めて大神朝比奈さまのありがたさを実感するね。 現在この部屋の中には俺しかいない。ハルヒは掃除当番で、朝比奈さんは進路相談。長門は情報操作で進路相談をサボった喜緑さんと買い物だそうだ。古泉にいたっては機関の飲み会があるとかでさっさと帰っちまった。いくら閉鎖空間の発生数が減ってるからってのんきすぎやしないか?しかも飲み会といえば恒例の野球拳。あいつや新川さんが負けるのはともかく、森さんが負けてしまった場合・・・・・・古泉め、羨ましいぞ畜生。 明日はボードゲームで負けた古泉をどのように料理しようかと頭の中でシュミレーションしていた刹那、俺は確かにやつの羽音を聞いてしまった。人を不快にさせるあの独特の羽音。もう間違いない。やつはこの部屋の中にいる。 俺は無言で立ち上がって黒板の前まで歩き、のしかかるような黒を背にして仁王立ちになった。やつの黒褐色の体は黒板に擬態するのにちょうど良い。だから人類は黒板を背にして立つことにより、やつより一歩有利になれる。さあ、次は眼球の仕事だ。目を凝らして部屋の隅々まで観察すると・・・・・・いた。六本の足を器用に使って天井にへばりついてやがる。 俺はそっとカバンを引き寄せ武器を求めて中をまさぐる。本当なら殺虫剤でも使いたいところだが、この文芸部室には冷蔵庫からカエルのきぐるみまであるくせに、必要なものに限って無いというスペクタクル。駅前より秘密が詰まってるぜ。 よし、数学の教科書に決めた。大きさも内容もぴったりだ。機動力において人間をはるかに凌駕するやつに勝つためには一瞬で勝負を決めなければならない。すなわち奇襲攻撃なり。 音を出さぬよう忍び足でやつの真下、最高の攻撃ポイントにつく。やつはまだ気づいていない。いや、気づいていないふりをしているのかもしれない。教科書を握る手に力が入る。たまった唾が喉を流下する。ここまできたらもう、そんなことは関係ない。 「そりゃあっ!」 目標めがけて教科書が一直線に飛ぶ。数瞬の空白後、 「くそっ」 鈍い音がして教科書が運動エネルギーを失い、宙に踊る。しかしやつはすでに天井を離れていた。奇襲失敗。なんてこった。 しばらくの間、やつは意味もなく部屋の中を飛んでいたが、ふいに急加速して俺に向かってきた。まるで桶狭間の戦いで今川義元の首を狙って命がけの突進した織田信長のごとく、やつは俺の血を狙って突進してきた。よろしい、本懐である。 「ふんっ!」 両の手を左右に広げ、空間ごと力の限り叩き潰す。“飛竜圧殺拳”長年やつと戦い続けた俺が習得した必殺技だ。手のひらに入らなくても至近距離を飛んでいれば衝撃波で落とせる、はずだった。 「ばっ馬鹿な!?」 やつは百戦錬磨のエースだった。でなければあんな軌道を描けるはずがない。両手の予想会合地点すれすれで急上昇。“飛竜圧殺拳”を避けてから急降下。急激な遠心力によるGをものともせず、俺の肩をかすめて後方へ抜ける。やつの方が一枚上手だった。だが、 「まだまだぁっ!」 右足を軸にして高速回転。やつのさらに背後を取れば勝機はある。関節がみしみし鳴るが気にしてちゃいられない。 「勝った!!」 やつは直線飛行をしていた。まるで撃墜してくれと言わんばかりに。俺は躊躇なく再び両の手を広げ、そして、 「遅れてごべしぅっ!?」 幾多の偶然と気まぐれによって構築された運命は、芸術の領域まで洗練されていた。やつの向かっていた先にあったドアが勢いよく開き、風圧によってやつはいずこかへ吹き飛ばされる。目標を失った俺の両手はやつの代わりに、ドアから入ってきたハルヒのもちもち感あふれる両頬と濃厚な接吻を果たす。 「こっ・・・こんの・・・バカキョン!!」 端っこに涙をため、復讐に燃えるハルヒの瞳に貫かれた俺は、抗弁の余地はどこをどう探しても無いことを悟った。すまん、機関の皆さん。飲み会の最中に仕事を作っちまって。 唸りを上げて顔面を直撃したハルヒの鉄拳によって、俺の意識は夕焼けによって赤く染め上げられた地平線まで吹っ飛んでいった。
https://w.atwiki.jp/grasoturismo/pages/2120.html
Spoon Civic Type R Image Credit https //twitter.com/ARiA_Racing_GT/status/1267434133229199361 メーカー スプーン 英名 Spoon Civic Type R 年式 不明 エンジン B16A タイプ ロードカーチューニングカーハッチバック カテゴリー N200 PP(初期値) XXXX 総排気量 1,595cc 最高出力 324PS/9,900rpm 最大トルク 16.0kg/7,300rpm パワーウエイトレシオ XX.XXkg/PS 駆動形式 FF 吸気形式 NA 全長 4,180mm 全幅 1,695mm 全高 1,375mm 車両重量 1,040kg 重量バランス XX対XX トランスミッション 5速 ダート走行 可能 登場 グランツーリスモ2 備考 メーカー公式のチューニングカーをさらにチューン。ホンダ系チューナーの技術力を見よ 概要 ホンダ系チューナーの代表格として知られるスプーンが、EK型シビック タイプRをベースにしたチューニングカーがこの車。 メーカー公式のチューニングカーと言えるシビックタイプRをさらに手を加えるとこうなる、という見本というべきがこれで、スプーンの技術力の手により、元のタイプRの良さを殺さずにパワーアップ。エンジンが14000回転くらいまで回る、超高回転型ユニットと化している。 特徴的なカーボンボンネットと、リアガラスに貼られたスプーンのロゴステッカーが、ただならぬ雰囲気を醸し出す、まさにホンダ車を知り尽くしたチューナーによるチューニングカーのチューニングカーなのだ。 解説 解説を書いてください! 登場シリーズ グランツーリスモ2 コメント 320馬力ってもうレース用K20Aの出力なんだが… -- (名無しさん) 2024-06-20 19 39 55 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/terachaosrowa/pages/4955.html
龍昇リンリンは椅子に腰掛けモニターを眺める。 片手に『危険ボーガーリスト』なる名簿を持ち、ペンを持つ手はまだかまだかと×印をつけるのを待っている。 黒服達から主催の現状報告に相槌を打って、主催本部復興対策を考えることも忘れない。 「山田一郎・・・・・・よし!」 ボーガーの死体を発見した彼女の表情に笑顔が宿る。 かつてリュウセイとも激闘を繰り広げたこともある、ボーグ界でも名の知れたボーガーだ。 早速名前に×をつけ、すぐさま次の死体を探す。 クリックを続け、次々と死んだ参加者達が映し出される。 恐怖に怯えながら死んでいった人、大切な人同士で抱き合って死んだ者達、 あるいはハンターに捕まったり、まぬけな死に方をしていった人々。 (正直気分が悪いわ) リンリンは決して人が傷つけあったり悲しんだりするのを嘲笑う人間ではない。 あくまで非常識な考えを押し付けてくるボーガーどもが憎いだけだ。 リアリスト故に、バトルロワイアルがどれほど異常なものかはわかりきっている。 誰が生き残るか賭けを行っていた不謹慎な下っ端に殺意を抱いたことさえある。 だから謎の変態襲撃の知らせを受けたときは、ざまあみろとさえ思えた。 (でも、ボーガーは滅ぼさなきゃ!) そんな極めて常識的な彼女がわざわざ主催に協力する理由は唯一つ、カブトボーグ及びボーガーの抹殺だ。 カブトボーグというものはおかしい。 ボーグバトルの際には激しい炎や竜巻、背後霊がかなりの頻度で出現する。 通称ボーグ魔法と呼ばれているカブトボーグの応酬は、時に大爆発さえ起こし、周囲への被害が半端なかったりする。 あのリュウセイもカブトボーグで堕ちてきた人工衛星を破壊したことさえあったらしい。 加えて当のカブトボーグは、他のカブトボーグの攻撃を受けなければ決して壊れることはない。 たった数台のカブトボーグで旅客機を支えて着陸させたニュースを聞いたときは、戦慄さえした。 最早玩具という言葉では済まされない兵器、それを扱うボーガーはコマンダーと言ったところか。 (今はボーガー達が馬鹿だから助かっているけど・・・・・・) いずれ彼らが自身の相棒の恐ろしさに気づいたらどうなるか。 カブトボーガー達が結集して世界に侵略を仕掛けるかも知れない。というか元の世界で現に侵略されかけた。 戦車の大群をカブトボーグが蹂躙していく様子は本当に怖かった。 異常なものを扱っていると持ち主まで常識外れになってくるのか、ボーガー達も奇人変人が多い。 性格はもちろんのこと、兄の友人なんて元の世界じゃ何度も死んでは生き返っているし、宇宙空間で何故か生存しているし、 カオスロワ中だってリュウセイが戦車砲食らって普通に生きてるし、物理的にどうしようもないやつばかりだ。 『カブトボーグがないとただの子供の体』とは我ながら的外れなことを言ったものだ。 噂では、ボクシングのチャンピオンを倒せる格闘技術まで有しているらしい。 実のところ、リュウセイを捨てるように提案したのは実力云々ではなく、単にボーガーが嫌いなだけだったのである。 生かしてやったのは知り合い故の、最後の優しさというやつだ。 「リンリン、君は予想以上に働いてくれてるね」 「ノーベンバーさん・・・・・・」 自分をこの場に引きずり込んだ、悪魔のような男が肩を叩いてきた。 この男はわかっていたのだ。リンリンのボーガーへの憎悪を。 復讐の機会と安全を提供してくれたことはありがたいが、バトルロワイアルの主催一味という点で嫌悪せざるを得ない。 「だけど君ももう引き返せないんだよ?」 ノーベンバーはリンリンの様子に気づいてせせら笑った。 極力無表情を通していたのだが、裏世界の人間は誤魔化し切れなかったらしい。 「それはわかっています・・・・・・」 「なら期待しているよ」 人殺しを催す常識知らず。ある意味カブトボーガーよりも性質が悪い存在だ。 こんなことをやっていることが両親に知られれば、確実に縁を切られるだろう。 だけどやってやる。 カブトボーガーを滅ぼせるならば、せめてそれまでは働きつくして退職金ふんだくってやる。 リンリンはノーベンバーをあしらうと、再びボーガーの監視作業に戻っていった。 【龍昇リンリン@人造昆虫カブトボーグV×V】 【状態】アンゼロットの代行、ボーガー以外の人が死ぬことに罪悪感 【装備】不明 【道具】不明 【思考】基本:全てのボーガーを滅ぼす 1:アンゼロットの代行として主催を運営する 2:主催本部の環境を改善する ※ノーベンバー11が連れて来たアンゼロットの代行です 【ノーベンバー11@DARKER THAN BLACK -黒の契約者-】 【状態】健康 【共通思考】 1:ゼロの意志に従いバトルロワイアルを運営する 2:新たなゼロの肉体を探す 3:アンゼロットの捜索を急がせる ※主催側です 【山田一郎@人造昆虫カブトボーグV×V 死亡確認】
https://w.atwiki.jp/83452/pages/15120.html
「……。……~い~」 唯「んむ~……それはギターじゃなくてヘチマだよあずにゃん……むにゃむにゃ」 律「何ちゅう夢見てんだ……。唯~、そろそろ起きても良いんじゃないか~?」トントン 唯「ん~?……あ、りっちゃん。今日も良いオデコだね」 律「やっと起きたか……そりゃまぁ自慢のオデコですから」 唯「あれ?今何時間目?」 律「とっくに放課後だよ。お前昼休みの後ずっと寝てたんだぞ?」 唯「うぇ?そうなんだ……あ、りっちゃん私待っててくれたんだね」ニヘラ 律「え、いや、まぁうん。そんなトコかな?」 唯「みんな待たせちゃってるよね。急ごうりっちゃん!」ガタッ 律「いや唯?うわ」グイッ 唯「ほら、行こ!りっちゃん早く」ダダダ 律「だからちょっ!……まぁいっか」タタタ ガチャ! 唯「みんなゴメ~ン!……ってあれ?誰も居ない」 律「だからさ、唯」 唯「あぁ~!?」 律「うぉお!?どうした?」 唯「お昼にトンちゃんのご飯あげるの忘れてた!」タタタ 律「あぁ、そう」 唯「ゴメンねトンちゃ~ん。今ご飯あげますからね~」ヒョイ パラパラ 律「まぁ、ノンビリするかな……」スタスタ ストン 唯「美味しいですか~ト~ンちゃ~ん?」パラパラ 律「……」 唯「どんどん大きくなるんだよ~」パラパラ 律「唯~?」 唯「ん~?何りっちゃん?」 律「トンちゃんの調子どうよ?」 唯「どうって普通だねぇ」 律「普通ねぇ。美味そう?」 唯「ん~……まだだねぇ」 律「そっかぁ。……いや、どうゆう判断だよ」 唯「みんなで鍋するにはまだまだ小さいよ」 律「本気にすんなし」 唯「冗談だよ~。こんな可愛い子を食べるなんて失礼だよりっちゃん」 律「私かよ……唯は食い意地張ってるからなぁ」 唯「りっちゃんに言われたくな~い~」 律「ほほぉ。じゃあケーキとトンちゃんどっちが好き?」 唯「今はケーキかなぁ」 律「じゃあケーキと梓は?」 唯「う~ん……今はあずにゃんよりちょっとだけケーキが勝ちかなぁ」 律「ほほぉ」 唯「ムギちゃんのケーキまだかなぁ?」パタパタ 律「ケーキありきかよ……ムギもかわいそうに」ヨヨヨ 唯「ちっ違うよ!ムギちゃんとケーキだよ!と!」アセアセ 律「一緒だよ……。ってゆうか今日誰も来ないぞ?」 唯「え?なんで?」 律「他の皆予定があるからって事で部活が休みだからだ。昨日の帰りにも言っただろ?」 唯「そうだっけ?」 律「さっきから何回も言おうとしたけど唯が人の話聞かないから」 唯「そうなんだ……寝ぼけておりました」エヘ 律「はいはい。もう起きたか?」 唯「うん!そりゃもうシャッキリポンと!」フンス 律「さいで」 唯「……あれ?でもじゃあ何でりっちゃんは私の事待ってたの?」 律「え?」 唯「だって部活無かったんでしょ?何で部室に来たの?」 律「いやいや、唯が有無も言わさず部室に連れてきたんだろ?」 唯「あれ?そうだっけ?」 律「がっちり人の手掴んどいてそりゃないよ」 唯「覚えてないなぁ~。ホントに?」 律「嘘吐いてどうなるよ。まだ寝ぼけてんのか~?」ヒラヒラ 唯「エヘヘ~」クネクネ 律「可愛いなぁチクショー」 唯「でも、部活無いんだったら置いて帰ってくれてよかったのに」 律「そうしたらしたで怒る癖に」 唯「そんなこと無いよぉ」 律「いや言うね。『なんで誰も起こしてくれなかったの~!?』って」 唯「う……う~ん」 律「ま、私は何の用事も無かったしな」 唯「そっか。アリガトりっちゃん」 律「それに……唯を独りきりになんて出来ないだろ?」キリッ 唯「りっちゃん……惚れて良い?」 律「私に惚れると、火傷するぜ?」ドヤッ 唯「そっか。火傷は嫌だからやめとくよ」 律「あらま」 唯「じゃあ今日はケーキもあずにゃん分も無しかぁ……」ウナー 律「代わりにりっちゃん分が有るぞ?」ズズイ 唯「りっちゃん分は今はいいや」 律「チクショー」 唯「……あれ?りっちゃんさ」 律「うん?」 唯「私が寝てる間何してたの?」 律「うぇ!?何って……」 唯「だってもう4時半じゃん。すごく待たせちゃってたんだね」 律「……え~と、その、唯の寝顔、を~……」ボソボソ 唯「暇じゃなかったのかなぁって」 律「え?あ、あ~そうゆう事ね。追及する訳じゃ無いんだ……良かった」 唯「良かった?」 律「いやいや、こっちの話。そうだ!ケーキにゃ劣るけどお菓子なら有るぞ~」ゴソゴソ 唯「ほんと!?さすがりっちゃん隊員!」 律「褒めろ褒めろ~!え~っと……はい、酢こんぶ」スッ 唯「すこ……」 律「冗談だって。はい、クッキー」 唯「わ~い。りっちゃん愛してる~」パク 律「私の愛をしっかり味わえ~?」パク 唯「おいひいよひっひゃん」モグモグ 律「そんなに一気に食べたら喉詰まっちゃうぞ?」 唯「んぐんぐ。りっちゃん、お茶~」 律「私は女子高生で部長だけどお茶じゃないぞ~。ちょっと待ってろ」ガタッ 唯「よっ!流石りっちゃん!ほほめのははみ!」モグモグ 律「食べるか喋るかどっちかにしろよ~」コポポポ 唯「ひっひゃんはっほひぃ!うんぐっ!?」ビクッ 律「武勇伝武勇伝!ででんでんでんででんでん!ってか?もう古いだろ~」カチャカチャ 唯「んぐんんん!……!」ドンドン 律「ん?どうした?次は誰のネタだ?」ヒョイ 唯「……!?んんん!?」ジタバタ 律「あぁもう言わんこっちゃない!」ガタン 唯「……!……!?」ドンドン 律「しっかりしろ!唯!」バンバン 唯「んく!ぷはぁっ!はぁ……はぁ……」 律「何やってんだよ」 唯「りっちゃんの愛を独り占めしたくて……」キラキラ 律「う……唯、お前……」 唯「欲張り過ぎたかな?」 律「……ん?いや、私の分は残しとけよ。そんな言い分で全部食われてたまるか」ペシン 唯「あ、バレた?」テヘ 律「すぐお茶淹れるから、もちっと待ってろ」 唯「は~い」 律「ほいよ、お待たせ」カチャカチャ 唯「りっちゃん気が効く~」 律「褒めても何も出ないぞ~」コポポポ 唯「じゃあやめとこ」ゴクゴク 律「おまっ!?現金な」 唯「嘘だって~」ペシペシ 律「まぁ良いや。味は期待すんなよ?」 唯「ん~……ん!美味しいよりっちゃん!」 律「そうか?そりゃ良かった」 唯「うん!毎日飲みたい位!」 律「ま、毎日!?」 唯「うん。美味しいよ」 律「おまえ……毎日って意味分かって言ってんのか?」 唯「え?何が?」ゴクゴク 律「いや、いいや。いつもの事だもんな~」クイッ 唯「え~、なになに?気になる~」ウリウリ 律「ほれ、早く食べないと無くなっちゃうぞ」ヒョイパク 唯「あぁ!りっちゃん隊員卑怯なり~」ヒョイパク 律「大丈夫。プリッツも有るから」スッ 唯「わ~い!りっちゃん大好き~」モグモグ 律「私も唯の事好きだぞ~」 唯「ありがと~」ヒョイパク 律「……う~ん」モグモグ 唯「おかわり!」ポリポリ 律「はいはい」コポポポ 唯「ありがと~」ヒョイパク 律「にしても、唯は一日中そんなんだな」 唯「ほんはんっへ?」モグモグ 律「ん~?食って寝て起きて家でもゴロゴロして。憂ちゃんが走り回ってるのが目に浮かぶよ」 唯「えへへ~、良いでしょ~」 律「ホント、憂ちゃんくれ!って感じ」 唯「駄目だよ~」ブー 律「冗談だって」 唯「私なら良いけど」 律「はぃ!?」 唯「だって、りっちゃんなら私の事世話してくれそうだし」 律「そうゆう事かよ……」 唯「私と暮らすって事は安くないんだよりっちゃん」キリッ 律「憂ちゃんも大変そうだ」 唯「りっちゃん、時々でも代わってあげてよ」 律「いや、お前が自立しろよ」 唯「そんな殺生な」 律「全く、将来が心配だよ」 唯「進学出来るかどうか難しいもんねりっちゃんは」 律「いつの間に私の話にシフトしたよ。ていうかそれ唯も一緒だろ」 唯「一緒に頑張ろうね!りっちゃん!」 律「うん、頑張るけどさ」 唯「大学に行ったら、私の世話もヨロシクね!」ビシッ 律「……唯だけ落ちればいいのに」 唯「ヒドい!?」 律「ウソウソ。一緒に大学行こうな」ポンポン 唯「うん……」 律「……不安か?」ナデナデ 唯「……うん。少し」 律「大丈夫だって!判定も上がった!しっかり勉強もしてる!私達は強い!」 唯「強いは違うんじゃないかな?」 律「やっぱり?」アハハ 唯「りっちゃん……ありがとう。一緒に大学行こうね!」 律「おう!」 唯「で、一緒に暮らそうね!」 律「え?」 唯「おはようからおやすみまで、一家に一りっちゃんだよ!」 律「まだその話引き摺ってんのかよ!」 唯「だって一人で暮らすとか不安でしょうがないし~」クネクネ 律「何を今更……自立する為の一人暮らしだろ?」 唯「そうだけどさぁ~」モジモジ 律「そもそも私達が二人で暮らすとかおかしいだろ……つ、付き合ってる訳でも無いのに」 唯「りっちゃんなら良いよ?」 律「ふぇ?」キョトン 唯「りっちゃんなら大学居る間ずっと一緒に暮らせそうだし」 律「……それは暗に私に恋人が出来ないって言いたいのか?唯隊員」 唯「私も恋人作らなかったら、ずっと一緒に居れるもんね?」 律「そ……そりゃつまりお前」 唯「澪ちゃんとムギちゃんはホラ、直ぐに出来そうだし」 律「……うん。やっぱり私の事馬鹿にしてんじゃねぇか!」ガシッ グリグリ 唯「痛ただだだだだだ!?」グリグリ 律「ったく。馬鹿も休み休み言えっつの」 唯「うぐぅ……ちょっとしたギャグなのに~」ヒリヒリ 律「でもまぁ……一緒に暮らすってのは悪くないかもな」 唯「でしょでしょ!」 律「じゃあもういっそ唯と付き合っちゃうか」 唯「あ、でも私安くないよ?」 律「そういやそうだったっけ……ん~、こづかい日前で手持ち無いし止めとこ」 唯「もぉ。冗談だってば~」 2
https://w.atwiki.jp/niconicojikyouplay/pages/55.html
[2007/06/12] 日本語ペラペラのアノンちゃん SM調教師瞳打開編 【ゲーム】SM調教師 瞳 VOL.2 (SFC・非正規品) 【作者名】アノン(※実況者名) 【状況】単発 (07/06/12) 【リンク】 【備考】Peercast配信 R-18
https://w.atwiki.jp/kt108stars/pages/188.html
448 名前: NPCさん 04/03/25 16 43 ID ??? 自称ガトー好きな困ったチャンがおりまして 遊んでいるゲームの内容に関係なく 「私は帰ってきた!」等々の劇中の台詞を 連呼しまくられ、私もガンダムは好きなほうでしたが それ以来ガンダム(特に0083)が嫌いになりました。 450 名前: NPCさん 04/03/25 16 49 ID ??? ついでに彼は俺の周りの「スゴイ人」自慢が好きで 「俺の会社には(知り合いには)~なスゴイ奴がいてる。」 ってな話をヤマなし、オチなし、意味なしで延々とゲーム中に 語って聞かせてくれました。 451 名前: NPCさん 04/03/25 16 54 ID ??? 448=450です。 449 えっと、何がうまかったんでしょうか? 454 名前: 448 04/03/25 17 01 ID ??? うちのサークルではこの春にして ようやく件の彼の放逐に成功しました。 459 名前: 448 04/03/25 17 31 ID ??? 455 ご心配には及びません。 放逐したと思っていた他の困ったちゃんが 2年ぶりに復活してしまいましたので・・・。 スレ11
https://w.atwiki.jp/karakuri_ss/pages/448.html
プロトスリー物語 第二話 「小十朗さんマジ天才」 少年はインドの山奥に住んでいた。大きな湖以外何も無い村。 少年の家は代々湖で芸をして見せて観光客からお金をもらい過ごしていた。 きっと自分もそうやってこの村に留まり生涯を過ごすのだと思っており、 その事に不満は無かった。 そんな人生に大きな変化が起こったのは19歳の時の事、機械工学の勉強をしに イスラエルに行っていた友人が帰って来て早々少年の部屋に乗り込んできてこう言った。 「ボンちゃんただいま!アレまだ持ってる!?」 「あ、うん」 勉強机の二段目にしまっておいたそれを友人に手渡す。 それはドロドロに溶け、黒いゴミの塊の様になった金属片だった。 少年が初めて素潜りで湖の底まで行った時に拾ってきた宝物である。 友人は金属片を握りしめグッとガッツポーズをしながら衝撃的事実を発する。 「湖の地質調査の結果、この金属片が出てきたのはおよそ千年前の地層である事が 判明したのです!ハイ拍手!」 「わあい(パチパチパチ)」 言われた通り拍手をしたが少年はまだ何が凄いのか理解していない。 その事は友人も気付いており、すぐさま言葉の補足をしていく。 「いい、ボンちゃん?千年前の地層が底にあるって事はあの湖は千年前に出来たって事。 そして見つかった金属片。この金属片も炭素の状態から経過年数を推測すると 千年前のモノだと分かる」 「うんうん。でも千年前にこんな金属あったの?」 「この金属の精製工程が不明だからそれは分からない。でも、千年前この山が崩れて そこにこの金属片が刺さってから雨水が溜まり湖が出来たってのは推測できる?」 「うん」 「つまり、真実はこう。この村から数キロいった所にガンダーラという仏像を 祭った小さな寺院がある。実はその仏像は千年前に宇宙からやって来た巨大ロボで 他のロボットとの戦闘中に仏像ロボビームでこの山の側面を破壊したという寸法だ。 つまりこの金属片は敵ロボットの部品の成れの果てなんだよ!」 友人の説明が終わり少年はようやく衝撃的事実とは何かを理解する。 大学の勉強が難しすぎたせいで友人は壊れてしまい、故郷へ逃げてきたのだと。 「ライ兄ちゃん、大変だったんだね。今日はうちでゆっくり休んでいきなよ。 今布団敷くから」 「何で同情的な目でボクを見るんだ―!違うだろボンちゃん!これからボク達は 寺院の巨大ロボを手に入れていずれは世界を征服する。その為の計画を二人で練るんだ」 「はいはい、明日病院に行こうね」 それから20数年、結局仏像は動かなかったし二人は世界の支配者にもなれなかった。 (ああ、あの頃は楽しかったなあ…) 「室長!戻ってこーい!」 前回ラストのアイアンクローで絶賛臨死体験中のライブをスガタは必死に この世に呼び戻している。頑張れスガタ、失敗したらこの話EX確定だ。 ライブ=ハーゼン殺人未遂事件から4日後―、 「室長さんよ、これは何なのさ」 「お待ちかねの3型試作機のパーツが入ったボックスじゃあないか。 なのになんだ、君のその不満げな顔は」 「ボディ、追加装甲、近接武器のナイフ、ライフル、サブマシンガン…」 届いたパーツを一個ずつ読み上げていくスガタ。最後の一つになった所で言葉が止まる。 「で、これは何」 「予備パーツ名称スク水、それも旧タイプのスク水だな」 「なんだってンなものが最新機体のパーツに入ってるんだよ!!」 「やれやれ、叩き上げの軍人は頭が固いものだね。マニュアルすら読まずに このスク水が意味不明だとぬかす。いいかい中尉、昔っからこういう一見変わった パーツが世界を変えるのがお約束だろう?じゃあ、マニュアルを読んでみようか」 『ハーゼン先輩とインドのパイロットへ、 プロトスリーはその運動性と人間に近い精密動作により2型より遥かに高い バリエーションを得る事に成功しました。適正が高いパイロットが操作すれば スク水だった着られちゃいます。付属のスク水を着せるのに成功したら是非写真を 私の研究室にお送りください。 追伸・麻雀の負け代そろそろ払って欲しいので今度会う時には全額用意しておいて ください。それと、人の発明の特許権を勝手に持っていくのは止めてください。 極東支部研究所 岩倉小十朗』 スク水に関する部分を読み終えたライブはマニュアルを閉じ何食わぬ顔で スガタとの会話を再開する。 「と、言う訳でこのスク水は運動性テスト用オプションだったわけだ。 それとマニュアルには試作3型の事はプロトスリーと書かれてあったから今後は これをプロトスリーと呼ぶ事にしよう。では始めるぞ、スク水試着開始だ」 「いやいやいやいやいやいやいやいや!!!!!!!!」 結構大切な部分を流そうとするライブをスガタは全力でストップさせる。 「スガタ中尉、私の前でスク水着るのは嫌かね」 「私本人が着るみたいに言うな、というか問題はソコじゃねえ。 特許盗んだってどういう事だよ、普通に重大な犯罪だろ」 「いや、それは誤解だ。小十朗は様々な人型ロボットの特許を持っており、 戦闘ロボットのマニュピレーターに関する特許も当然所持している。 で、彼に特許料払わずに私はある機体を制作してみた。ちょっと待ってなさい」 がさごそと研究室の金庫を漁り、引っ張り出した資料を広げる。 プロトスリーに比べるとスタイルはあまり良くない、むしろ2型に近い機体の 図面と生産予定が書かれていた。 「本来は極秘事項なのだが、私が犯罪者だと思われたままだと不味いから特別に教えよう。 これがガネーシャ、今年中に完成予定である我が国独自の量産計画機体だ」 「これが特許無視の人型戦闘機か」 「いーや、これは世界初の人型の消防車だ」 「コンボイぃ?」 スガタの脳内にトランス○ォーマーのテーマが流れる。 「残念ながら変形はできない。ただし、こいつを生産する際ライセンス料は 一切発生しないよ。なんせ小十朗は人型消防車の特許は申請してないからな!! それなのに、計画が立ちあがってから特許料逃れだと非難してくるなんてセコイ奴め」 「セコイのはどっちだ」 「まあ消防車として申請したせいで戦争には使えなくなったわけなのだが些細な事だな」 「些細じゃねえだろ」 「正規軍人以外が消防作業中にやむを得ず軍隊と協力するという名目なら十分に 運用できる。じゃあ私の疑いも晴れた所で本来の予定、プロトスリーのテスト運転を、 そう、スク水着せを始めようか」 何時の間にやら、最初にスク水を着せるのは決定事項になってしまっている。 反論しても疲れるだけなのでスガタは観念し、パーツごとに分割されている プロトスリーが組み上がるのをじっと待つ事にする。 待つ事しばし、プロトスリーはその完成された全身をスガタとライブの前に現わした。 着たばかりの新型であり、整備兵はマニュアルと睨みあいながら組み立てていたにも 関わらず2型とほぼ変わらない時間で組み上がった。 完成後その事実に気付き、研究所の面々は量産性速度自体の向上も上がっているのだと感心する。 かつて2型がインドに届いたばかりの頃は1型との根本的な違いに悪戦苦闘し、 最初の1機が組み上がるのに半日もかかっていた。 整備兵達の人型に対する知識の蓄積を加味してもこの差は大きい。 「スガタ中尉、コックピット内に異常はないか?」 「システムオールグリーン。いつも乗っている2型となんら変わりない。 このまま戦場にだっていけるぜ」 「まあ、いつも乗ってる2型だからな」 まずは比較実験、乗りなれた2型でスク水にチャレンジする。 「よっ、ほっ」 床にあるスク水を腕に引っかけ持ち上げる。右足の膝を曲げ底を床から50センチ程 浮かせたまま固定し足部分の通し穴を潜らせる。それと同時にスク水の上半分が 掛っている腕を持ち上げてびりびりびりー。 「破けた」 「ああ、やっぱり無理か。そもそもプロトスリーに合わせたサイズのスク水を 2型が着れるわけないんだよな」 「分かってるならやらせるなよ」 オードリー=スガタ、彼女はまだ絶望を知らない。 (続く) 「ちょっと待て!ここで切るって事は次回も冒頭からスク水!?」 うん。 戻る (今度こそ続く)